婚活や出会い系のサイト・アプリは様々ありますが、どれを使うべきかが結構重要です。
結局は、異性と出会えるかどうかというところがポイントです。しかし、それを外から見て判断するのが難しい。
判断する方法や考えも様々ですが、今回は外部から見てわあるデータ分析にもとづいて、ペアーズが有効ですよということが分かる記事です。
男性はとくに、データや数値が得意だと思いますで、これを見た上で納得してアプリを選んでいただければと思います。
Similar Webとは
WEBマーケティングの世界ではアプリやサイトの利用状況を分析して、より良いサービスになるように改善を繰り返していきます。しかし、細かいデータが分かるのはあくまでも自分(自社)が運営するサービスのみです。
ここで気になるのが他人のデータです。「成功しているあのサービスはどんなデータになっているのか」というところです。
これを可能にしているのがSimilarWebというサービス。イスラエルのSimilarWeb社が提供するサービスで、これを使うと他人が運営するサービスを外部からある程度分析出来てしまいます。通常はこれを使って、競合(ライバル)のサービスを分析します。
今回、このSimilarWebが自社の分析能力のアピールのために、婚活・出会い系サービスを分析したデータを公開しました。
このデータを元に僕なりの見解も含めて各アプリの利用状況を評価していきたいと思います。
デーティングアプリのデータ比較
ここから出る数値はあくまでもSimilarWebというサービスで外部から測定してデータですので、実際の数値とは若干ズレがある可能性はあります。ただ、SimilarWebの解析は結構精度が高いので、十分参考にしていいデータだと思います。
比較対象の婚活・出会いアプリ5つ
以下の5つを比較しています。
Pairs(ペアーズ) | Facebookを利用した恋愛・婚活マッチングアプリ |
Omiai(おみあい) | Facebookを利用した恋活サービス |
タップル誕生 | 趣味で繋がる婚活アプリ |
YYC | 15年続くマッチングサイト |
ゼクシィ恋結び | リクルートが運営する婚活アプリ |
どこも大御所で、聞いたことがある名前が多いと思います。
では見ていきましょう。
Google Store内評価
サービス名 | GoogleStoreの評価 |
Pairs | 3.7 |
Omiai | 3.3 |
タップル誕生 | 4.3 |
YYC | 3.0 |
ゼクシィ恋結び | 3.1 |
GoogleStore内でのユーザーの評価は「タップル誕生(R18)」が1位となっています。
アプリの評価は、利用ユーザーのごく一部だけが評価しているということと、そもそもの利用者の母数が異なることから、それほど信頼性があるデータではありません。
極端に悪評が多くなければ気にしなくていいと思います。あくまでも参考程度ですね。
アクティブユーザー率
ここからSimilarWebでの解析データになります。
アクティブユーザー率というのは、そのサービスを登録して実際に利用していると思われる人の割合です。登録だけ・ダウンロードだけして、その後に全然使っていないという人も多くいます。
例えばダウンロード数10万人!といっても、実際にダウンロードした後に利用しているのが1万人しかなければアクティブが10%です。残りの90%はダウンロードしただけということです。
サービス名 | アクティブユーザー率 |
Pairs | 49.07% |
Omiai | 1.70% |
タップル誕生 | 33.01% |
YYC | 25.33% |
ゼクシィ恋結び | 25.84% |
20〜30%台であれば一般的に成功(サービスが成り立つ)の範囲かと思います。
Pairsの49.07%は非常に優秀ですね。ダントツです。
ライバルのomiaiは極端に低いですね。途中で辞める人が多いのでしょうか。
使用時間
続いて使用時間です。
サービス名 | アプリの仕様時間 |
Pairs | 2:55 |
Omiai | 1:19 |
タップル誕生 | 1:49 |
YYC | 1:50 |
ゼクシィ恋結び | 2:06 |
これも、Pairsが1番使われています。
使用時間から分かることは利用者のアクションです。アプリを開いてサッと見るだけだと、だいたいどのアプリでも同じような数値になるはずです。
これに、アプリを利用してメッセージのやり取りをするなどの行動が含まれると、時間が長くなるのは分かると思います。
こうしてアプリを開くだけでなく、しっかり行動が伴っている人の割合いが多ければ使用時間の平均値が上がります。
つまり、Pairsがアプリ内での交流が一番盛んに行われていると予想されます。
逆に言うと、omiaiは滞在率が低い=マッチング出来てる人が少ないのでは?となります。
リテンション率
リテンション率というのは、どれくらいの人がどれくらい継続して使っているのかという指標です。
アプリをダウンロードした直後が最大値で、時間経過とともに利用率が下がっていきます。ダウンロードしたけど使いにくいとか、全然出会えないから辞めようとかですね。
画像を引用させていただきます。
Pairs(ペアーズ)が最も使い続けるユーザーの割合が多いということですね。
これは、アプリの使いやすさや、利用満足度など様々な要因が影響します。また、他の出会い系アプリと違って、業者やサクラが少ないというのも影響しているのかなと個人的には思います。
【関連】ペアーズがサクラ・業者がいない(少ない)出会い系である理由
とにかくペアーズはユーザーへの配慮にかなり力を入れているであろうことが分かります。使いやすいサービスには人が集まります。人が集まるということはマッチングする可能性も大きくなるということですよね。
まとめ
僕自身もペアーズを実際に利用してみてます。
利用開始〜約2ヶ月時点でマッチングが60人くらい。もうこの時点で女性とメッセージのやり取りが追いつきません(汗)
で、実際にお会いしたのが2ヶ月で5〜6人でしょうか。今度はデート代が追いつかないです(笑)
これ以上数を増やしても色々と無理なので、今後はより女性の質(失礼かもしれませんが)を上げたり、自分の好みに合った人とマッチングできるような作戦にシフトして行こうと思ってます。
特に盛っているわけではなく、普通に使えますよ。
他のアプリとは特性が違うので、単純にデータで優劣は決めづらいですが、もしフェイスブックアプリで比較するならomiaiではなくペアーズが良いでしょう。
おまけ:アプリが良く使われる曜日と時間
同じくSimilarWebの解析に、アプリの利用曜日・時間帯のデータもありました。
- 曜日:金曜が一番利用率が低く、日曜が一番利用率が高い
- 時間帯:利用率が高いのは21時〜24時
こちらは、比較というよりもどのアプリも似たような動きをしています。
この利用日時のデータなのですが、一般的なアプリ・インターネットなどの利用日時のデータとほぼ一致してます。婚活・出会い系にかぎらず、夜21〜24時って一番ネット利用率が高いんですね。在宅率とも言えますね。
また、金曜日はおそらく皆仕事終わって遊びに行ったり、飲みに行ったりなのでネットやアプリの利用率は低くなるという感じです。そして、日曜は翌日が平日なので夜は大人しく家にいるけど、ちょっと暇という状態なので利用率が上がる。
使ってみた体感としても、日曜の夜に「いいね」や「返信」が返ってくることが多いです。これは使って見れば実感あると思いますよ。
これを考慮して、日曜の夜に「いいね!」を送ると言った作戦もできるかも。
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